NPO法人 子ども研究所
2歳半頃から箸を使い始めますが、皆さんはちゃんと使えるでしょうか。箸はたった2本の棒で、つまむ・はさむ・運ぶ・すくう・巻く・切る・はがす・混ぜるなどたくさんのことができます。現在、大人も子どもも伝統的な持ち方で使える人が減っています。ご家庭で、園や学校で見直してみませんか。正しく使って、美しいマナーを身につけましょう。
「食事の準備や片づけを手伝う」「決まった手伝いがある」のは5、6歳で30%を少し超えています。一方で「手伝わない」も30%、多くの子どもは「たまに手伝う」という結果でした。(2007年調査)「子どもに任せても上手にできないから」と何でも大人がやってしまっているのではないでしょうか?お手伝いは、生活の技術を身につけるとともに、自立心や社会規範を育むことにつながります。「やりたい」時がチャンスです。
主に「箸や鉛筆の持ち方・使い方」「ナイフの使い方」「雑巾の絞り方」など、子どもの手指の巧緻性の生活技術や生活習慣に関する実態調査を行っています。本研究所が各種学会及び研究機関に発表するデータは、保育・教育現場に大きな示唆を与えてきました。本研究所では、保育現場の保育者、小中高の教員、大学院の学生、大学の教員、企業に所属する研究者、主婦など多彩なメンバーが活躍しています。
昭和10年(1935年)頃は、ほとんどの幼児が夜7時台、8時台に寝ていました。しかし平成15年(2003年)では夜9時台、10時台に寝る子どもが多く、なかには夜中に寝ている子どももいます。平均して2時間も遅くなっています。
高校生になってもナイフで鉛筆を削った経験のある人はほとんどいません。現代の子どもたちは、生活の中でナイフを使う必要がないのでしょう。ナイフで上手に鉛筆を削れる人が7割を超えるのは、30代以上の人です。
「不器用っ子が増えている」「しつけ事典」「子どもとマスターする49の生活技術全5巻」
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